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ティーエムピー・ネットマガジン『えんじょい工房』【Vol.198 2020.05.10藤も躑躅も時に囁かず…

 躑躅(つつじ)

  読めても書けない花の名前の“レジェンド”といえば薔薇(ばら)であるが、躑躅も負けてはいない、むしろこちらの方が“書けない率”は高いかもしれない。
  二文字ともに足へんから始めて、まず中国の歴史好きには馴染みがあるだろけれど、春秋時代にあった「鄭(てい)」という国、これでも構わないと思うのだが、 左上の「チョンチョン」が「役」という字の右上の「八」みたいなやつで「躑」。今度は諸葛孔明で有名な三国時代の「蜀(しょく)」で「躅」、合わせて「躑躅」となる。 京王線・つつじケ丘の駅名標はひらがなだが、新型車輌の車内モニターに、駅が近付くと、日本語、英語に続いて中国語表示がされて、ここでこの「躑躅」 という漢字が登場する。


   こんな唄を聴いてきた… 
   続々・ご当地ソング  『肱川あらし』

  伍代夏子という歌手の曲だというが、とにかく演歌である。歌唱が或いはその内容が特に心に刺さったわけではないが、 タイトルをこうつけられると見過ごせない、というより、三番になると、あまりに身近すぎてどこかくすぐったいのである。

     涙の川なら
     いくつも越えてきましたよ
     心が石に
     変わったこともありました
     大洲 長浜 赤い橋
     こころがわりの 切なさだけは
     こらえてください 肱川あらし

          

  上流の大洲盆地で発生し成長した霧がやがて溢れ出し、山間の急流を一気に流れ下る。冬の朝の風物詩、地元ではこれを“あらし”と呼んでいる。 海に出る寸前の赤い可動橋のところで瀬戸内の暖かい海面に触れて霧は消える、そしてそんな日は昼近くになると決まって晴れる、それも快晴である。
 もうひとつ、五木ひろしの歌に『夜明けのブルース』というものがあって、全く存じ上げなかったが、その中に「…ここは松山二番町の店/渋い男の夜明けのブルース…」 という一節があって、紛れもなくご当地ソングである。ただし、前後の歌詞をみても、特に松山でなくても成り立ってしまいそうな内容であった。

『点と線と面』Column...

   タダのものほど恐ろしい

  必要なものは、出し惜しみの高慢ちきで一向に行き渡らず、むしろ個人的には“不要・不急”のものが“給付”されるという。 この時点ですでに有難みもないが、それがなんと不良品で配布休止、回収のドタバタ劇、さらに出所不明(不審)で突っ込みどころ満載のものになってしまった。 それが“下賜品”であるところの滑稽さと、不平を許さない“上からの施し”に、かえって悪評の量は倍加することになる。
 金を出してでも欲しいものは欲しいし、それが失敗の買い物であっても、責任は我にありと、諦めもつく。ところがタダで呉れるものについては、 文句を言えないから余計に腹が立つ。表に出せないから一層陰に籠る、そして堆積して、やがて崩れ落ちる。
 何につけ、体制が崩壊することが恐ろしいとおっしゃる、しかし、それは騒ぎ以前の体制がしっかりしていて、 それが何かの事情でうまく稼働しなくなることをいうのだろうが、そもそもできあがってもない体制、 無理を承知でまわっていたことの無理が祟って二進も三進もいかなくなる、これは“崩壊”ではなく、いうところの無駄を削ぎ落して、 すべてが余力なく動かされていたことの結末ではないのか、崩壊とは完成度(その度合いにもよるが…)の高かったものが文字通り崩れ落ちることだ、 なるべくしてなった現状の言い訳にすぎないと言いたい。≪K2020-05≫

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